アメリカで最も寂しい道路

ネヴァダ州の荒野を東西に横切るUS-50号線。　

昔、西部へ郵便を馬で運んだポニーエクスプレスが走った道だ。

馬が疲れると馬を乗り換えて郵便を運んだ。

乗り換え用の馬をプールしていた駅がやがて町になる。

1900年初頭、一帯から金や銀が発見されると人々は荒野へ殺到し町は繁栄した。

やがて金も銀も亜鉛までも取り尽くすと人々は次々と町から去っていった。

そんな寂れた町が50号線上にいくつか残って，人々は静かに暮らしている。

人里離れた寂しい一本の道路50号線、この人里から遠くを走る道路、

The Lonliest Road in America.を1986年６月号のライフ誌が特集した。